雨もりナビ編集部

雨もりナビの編集チームです。住宅の雨漏りトラブルに関する情報を中立的な視点でお届けします。

雨もりナビ編集部の記事 (14)

費用・保険

雨漏りの屋根修理は、台風や豪雨、大雪のような自然災害が原因なら確定申告の雑損控除で所得税を軽くできます。逆に、経年劣化や施工不良、自分の過失による修理は対象外で、この線引きが最初の分かれ道です。

費用・保険

雨漏りの火災保険申請は、台風のあとに室内へシミが出たときでも、屋根や外壁など外側の破損が風災で起点になっていれば通る可能性がある手続きです。実際の分かれ目は天井の染みそのものではなく、棟板金の浮きや外装の割れが新しい被害として写っているかどうかにあります。

コラム

雨漏りのある家は売却できますが、雨漏りを知りながら隠すと、引渡し後に代金減額や損害賠償、契約解除まで求められ、値引きどころでは済みません。2020年4月の民法改正で契約不適合責任は買主側の権利が強まり、個人売主でも引渡しから1〜3ヶ月の責任を負うのが一般的です。

原因・診断

カーポートの雨漏りは、雨水が屋根から入る真の漏水だけでなく、折板屋根の裏面で起きる結露と、雨樋の詰まりによる水跳ねに分かれます。設置13年目のカーポートで冬の朝だけ水滴が落ちた現場では、折板屋根裏のぺフが手のひら大に剥がれ、その直下だけが濡れていました。

原因・診断

太陽光パネル設置後の雨漏りは、パネルそのものが原因というより、架台の固定金具を通すために屋根材・ルーフィング・野地板へ開けた貫通部の止水不良で起きる。築15年のスレート屋根に後付けした住宅でも、設置から3年目の梅雨に和室の天井へシミが出たのに、位置がパネル直下ではなかったため業者に取り合ってもらえず、

原因・診断

エアコンの配管スリーブ穴からの雨漏りは、まず雨漏り・ドレン水漏れ・結露の3系統に切り分けるところから始まります。梅雨時に築12年の戸建てでエアコン下の壁紙が浮き、冷房を止めた翌朝の雨でも同じ位置が濡れていたなら、ドレンではなく貫通部を疑うのが筋で、屋外側のパテが収縮して外壁との境目に光が透けていれば、

原因・診断

すが漏りは、積雪地の住宅で冬から春先の融雪期にだけ起こる漏水現象で、雨が降っていないのに天井へ輪じみが出るのが特徴です。2月の晴れた昼下がりに軒先へ立派なつららが下がり、雨は3週間降っていないのに和室の天井隅が濡れていた住宅を見たことがありますが、

コラム

賃貸物件の雨漏りは、住み続けるか退去するかを急いで決めたくなる問題ですが、請求できるお金は大きく立ち退き料と損害賠償に分かれます。立ち退き料は本来、大家が自己都合で退去を求めるときの補償であり、借主が自分の都合で引っ越すなら当然もらえるものではありません。

予防・メンテ

ルーフィングは、瓦やスレート、金属屋根の下に敷く防水シートで、屋根の雨仕舞いを一次防水と二次防水の二層で支える下葺き材です。築22年のスレート屋根を葺き替えたとき、屋根材ばかりに目が向いていたのに、剥がした下から出てきたルーフィングは硬化してひび割れ、釘穴まで広がっていて、

原因・診断

折板屋根とトタン屋根の雨漏りは、面ではなくボルト頭や継ぎ目、役物のような「点」で始まります。築20年を超えた工場の折板屋根で天井に雨染みが広がり、屋根に上がるとボルトの頭が赤錆で膨らみ、キャップの欠けた箇所だけ下地が湿っていた、そんな現場は珍しくありません。

原因・診断

雨漏りによる漏電は、屋根や外壁の隙間から入った雨水が天井裏や壁内の配線に触れ、電気を閉じ込める絶縁が壊れて電流が外へ漏れ出す現象です。雨の日だけブレーカーが落ちる、焦げ臭い、コンセント周りがピリピリする、といった症状が出るなら、まず漏電を疑うべきでしょう。

原因・診断

天井のシミと雨漏りの確認は、屋根裏に入らず点検口から頭だけ入れて覗くところから始まります。築18年の戸建てで押し入れの天井をずらして点検口を見つけ、LEDヘッドライトでのぞいた瞬間に、野地板が黄土色に濡れているのが見えた。

予防・メンテ

アスファルトシングルは、ガラス繊維基材にアスファルトを含浸させ、表面を石粒でコーティングした軽量なシート状屋根材です。雨樋掃除で黒い砂状の石粒がごっそり溜まっているのを見つけたとき、それが築15年ほどの屋根で見た寿命サインだと後で知り、石粒の落ち方やめくれが剥がれの前触れになると実感しました。

費用・保険

屋根リフォームのカバー工法は、既存屋根の上に防水シートと新しい屋根材を重ねる工法で、葺き替えは屋根材や防水シート、場合によっては野地板まで撤去して一新する工事です。30坪基準ではカバー工法が80〜150万円、葺き替えが60〜200万円とレンジが重なり、価格表だけでは決められません。