原因・診断

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カーポートの雨漏りは、雨水が屋根から入る真の漏水だけでなく、折板屋根の裏面で起きる結露と、雨樋の詰まりによる水跳ねに分かれます。設置13年目のカーポートで冬の朝だけ水滴が落ちた現場では、折板屋根裏のぺフが手のひら大に剥がれ、その直下だけが濡れていました。

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太陽光パネル設置後の雨漏りは、パネルそのものが原因というより、架台の固定金具を通すために屋根材・ルーフィング・野地板へ開けた貫通部の止水不良で起きる。築15年のスレート屋根に後付けした住宅でも、設置から3年目の梅雨に和室の天井へシミが出たのに、位置がパネル直下ではなかったため業者に取り合ってもらえず、

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エアコンの配管スリーブ穴からの雨漏りは、まず雨漏り・ドレン水漏れ・結露の3系統に切り分けるところから始まります。梅雨時に築12年の戸建てでエアコン下の壁紙が浮き、冷房を止めた翌朝の雨でも同じ位置が濡れていたなら、ドレンではなく貫通部を疑うのが筋で、屋外側のパテが収縮して外壁との境目に光が透けていれば、

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すが漏りは、積雪地の住宅で冬から春先の融雪期にだけ起こる漏水現象で、雨が降っていないのに天井へ輪じみが出るのが特徴です。2月の晴れた昼下がりに軒先へ立派なつららが下がり、雨は3週間降っていないのに和室の天井隅が濡れていた住宅を見たことがありますが、

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折板屋根とトタン屋根の雨漏りは、面ではなくボルト頭や継ぎ目、役物のような「点」で始まります。築20年を超えた工場の折板屋根で天井に雨染みが広がり、屋根に上がるとボルトの頭が赤錆で膨らみ、キャップの欠けた箇所だけ下地が湿っていた、そんな現場は珍しくありません。

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雨漏りによる漏電は、屋根や外壁の隙間から入った雨水が天井裏や壁内の配線に触れ、電気を閉じ込める絶縁が壊れて電流が外へ漏れ出す現象です。雨の日だけブレーカーが落ちる、焦げ臭い、コンセント周りがピリピリする、といった症状が出るなら、まず漏電を疑うべきでしょう。

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天井のシミと雨漏りの確認は、屋根裏に入らず点検口から頭だけ入れて覗くところから始まります。築18年の戸建てで押し入れの天井をずらして点検口を見つけ、LEDヘッドライトでのぞいた瞬間に、野地板が黄土色に濡れているのが見えた。

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天窓(トップライト)の雨漏りは、その多くがガラスと枠の間にあるゴムパッキンや継ぎ目のコーキングの経年劣化で起こります。築20年を超えた天窓を点検すると、割れや切れが出ているケースが現場ではほぼ全件で、雨と紫外線を最も受ける屋根最上部の部位だからこそ傷みが先に出るのです。

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笠木の雨漏りは、ベランダやバルコニーの腰壁天端にかぶせた金物のわずかな隙間から始まることが多く、梅雨の長雨で内側にシミが広がった瞬間に、継ぎ目のシーリングが痩せて細い隙間をつくっていたと気づく場面は珍しくありません。

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天井や壁の茶色いシミは、雨漏りだけでなく結露、配管漏水、寒冷地のすが漏れでも現れる症状である。色だけでは見分けがつかず、築20年戸建ての2階天井隅にできた直径10cmほどの薄茶色のシミも、台風の翌朝に濃くなったことで雨漏りが疑われ、屋根と外壁の取り合い部の劣化が原因だった。

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谷板金は、2方向の屋根面が交わる谷に据えられ、複数の屋根面に降った雨水を一手に集めて雨樋へ流す排水の要です。築20年を超えた戸建てで天井の隅にうっすら茶色いシミが出て、屋根の谷の真下だと気づいて点検を頼んだところ、板金に小さな穴があいていた、という発見は珍しくありません。

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棟板金は、屋根の頂部で2枚の屋根材の合わせ目を覆い、雨水の浸入を防ぐ部材です。内部の貫板に釘で固定されており、その釘が浮く、抜けるところから雨漏りは始まります。台風通過の翌日に片側がわずかにめくれ、雨樋に抜けた釘が落ちているのを地上から見つけた場面では、まず写真で状態を確認し、